
自分の事を見離そうとしているのではないかと思う相手や、自分が感じている不安感をを煽るような親に対しては、場合によってはそういったことに対しての感情を怒りが超えてしまうことがあります。
見捨てられてしまうのではないかという恐怖感によって、ずっと長い間抑圧されていた感情、特にその中でも怒りというものは、そこまでに時間が掛かっていただけに非常に激しいものとなってしまい、自分自身の力で抑えることができなくなってしまうほどに強くなるのです。
たとえば家庭内暴力の場面などであれば、子どもが自分の不安感を生み出した親のことを強く責めて、その際に自分に対して謝罪するように言いますが、ほとんどの場合では、親に対してどんなことを謝罪してほしいのかは、自分ではわかっていないのです。
こういった例のような激しい怒りは頻度として少ないですが、他にも社会的な不正であったり、社会的な不条理を感じたときにそれに対しての怒りがこみ上げたときには、激烈な怒りに変わってしまうことがあります。
境界性人格障害の患者であれば、相手から見捨てられるのではないかというと子が心の中にありますから、周囲のことを警戒して生活しています。これによって、他人に対して攻撃的な面を露呈してしまった場合においては、相手の立場や、身体的な被害などはまったく配慮をせず、挑発的な行動に移ることがとても多いようです。
治療をする場面での場合であれば、治療してくれる医師に対しても馬鹿にしたような発言であったり、反抗的な態度を取ったりします。