
このタイプの境界性人格障害の特徴として、多くの場合は分離不安から逃れるために、無差別に身近な人にしがみつく行動に出たり、もしくは強く依存したりしてしまうことです。
そして、最近増えているアダルト・チルドレンといった分野によって、定義されている共依存と呼ばれる症状もこういったタイプに属します。依存強化型タイプの場合であれば、完全に他人に従って行動をしていくお人形タイプと呼ばれるパターンと、他人の身の回りの世話をしつこくすることによって、他人に対して依存するという世話焼き女房タイプというパターンがあります。
このお人形タイプの場合であれば、自分自身のことを見捨てることと、さらにそれで他人の言うことに服従することによって、相手から見捨てられるのではないかというような不安から逃れるというタイプです。
そして世話焼き女房タイプの場合であれば、多くの場合には博愛主義という評価を受けます。
非常に困っている人であったり、自分よりも立場的に弱者が必要になり、そういった人たちの世話をしたり、もしくは悩みの相談を聞いてあげることによって、自分が感じることとなる見捨てられ感から逃れようとしているのです。
そういったことを引き起こしてしまう理由になるのは、現状に問題があるような、困っている人というのは、自分自身に援助してくれる人のことを頼ることが多いために、そういった人からは依存されることがあり、それによって自分自身の見捨てられ感を紛らわせるのです。