境界性人格障害を理解する

人格障害について

人格障害の考え方

現在においての精神医学が診断基準として境界性人格障害と判断しているものは、十八世紀以降に考えられていた、精神病質概念によって生まれた人格異常が起源となっています。

そして、現在言われているような人格障害というものは、アメリカ式判断基準であるといえます。

十九世紀中頃になってから、やっと精神医学における体制整備されてきているような時代においては、精神病であったり、脳器質性病態というものとは明らかに違うことはわかっていても、精神だけが異常な方の存在は騒がれていました。

しかし、このときはまだ精神病質者であったり、変質者、もしくは社会病質者といった名称で呼ばれていました。そして、それからドイツの学者の研究によって、精神病質を分離していって、精神病と正常者ではない間の状態、つまり境界状態というものを定義しました。これによって、精神病と診断することはできないが、健常状態とは違うという考え方が出されました。

これによって、現在の精神医学大系の大本の考え方を開発したドイツのクレペリンという精神学の学者は、精神病質人格とは通常のような人格成長に対して、非常に大きな偏りであったり、また正常な精神状態と異常な精神病との間に存在している、中間領域というものであると定義したが、そこまで目新しいものではないとして却下されました。

こういったことと反対の考え方であるという研究を発表をしたのがシュナイダーということになります。このシュナイダーの考えは現在の現場でも使われている考え方です。

境界性人格障害について

人格障害について

診断基準

苦痛回避の行動パターン

統合性人格障害の治療

Copyright (C) 境界性人格障害を理解する All Rights Reserved