
境界性人格障害の症状において、分類の診断はその他の合併症であったり、さまざまな問題行動を起こしてしまうことによっての複雑性を持っていることがありますから難しくなっています。
また、場合によっては人格障害は生まれ付いての性格ではないかという診断を受ける場合もありますから、その診断基準が存在しているにも関わらず、その見極めは、結局医師によっての判断でかわってくるのが現状なのです。
そして、境界性人格障害を診断するときの基準としても、たとえばICD-10によっての症状分類、そしてそのほかにもDSM診断基準といったもの、そしてまた他の診断基準などによって総合的な診断が必要であるとされているのです。しかし、この診断基準が明確に定まったものがまだ存在していません。
しかし、こういった判断基準の項目にいくつか当てはまっているような場合であれば、社会関係においてさまざまな問題行動を起こしており、しっかりと本人が自覚しているかでも違ってくるのです。
対人関係であったり、セルフイメージであったり、または感情の不安定などといったことによって、成人早期で発症し始め、いろいろな状況によって症状が表に現れます。
精神科外来で診察を受けに来る方の中の多くは、前述してようなパーソナリティ病理に対しての不安を訴えることはそこまで多くなく、境界性人格障害と併発することが多い、大うつ病であったり、摂食障害であったり、または解離性障害、もしくは神経症性障害、そしてそれによって引き起こされるアルコール依存であったり家庭内暴力を悩んでいる場合が非常に多くなっています。