
ICD-10においての情緒不安定性境界性人格障害の症状としては、分類上は衝動型と境界型というものになります。一昔であれば、診断概念であったり、または臨床単位の中では非常に明確なものがなかった境界例なのですが、現在であればすべてを境界性人格障害と一くくりにしてしまいました。
ICD-10だけによってのパーソナリティ病理の分類をしていくにはとても時間が掛かってしまいますから、診断をする場合にはDSM-IVが最近では検討されています。そして、この境界性人格障害を判断するときのDSM-IV-TRの基準としては、九項目中の五項目を満たすこととなっています。
まずその中の一つ目としては、見捨てられ不安になります。これは特に親に対してなのですが、自分が見捨てられ手しまうのではないかという不安を持っていて、親の期待に応えなければならないという心理状態になります。
そして、不安定で起伏が非常に大きい対人関係というものです。これは、自分の中の理想の関係性と、現実のこき下ろしの間によって、非常に極端な揺れ動きを表すのが特徴となります。
そして、同一性障害がある場合。これは非常に不安定なセルフイメージを持っています。そして、衝動性。そして次に、自殺行為であったり、自殺企図です。次に、感情の不安定性。次に、日ごろから心に空虚感を持っている。
そして、不条理な激昂であったり、感情を制御することができなく、かんしゃくを起こしてしまったり、または激しいけんかなどが多い場合です。そして、一過性のストレスから引き起こされる空想などがある場合です。