
ここでは人格障害がどういったものなのかということを、統計を使うことによって説明していきたいと思います。人格障害というのは総人口のだいたい二パーセント程度発症しています。
そして、日本では合計百五十万人の患者が存在しているといわれています。人格障害の患者が世界で一番たくさん存在しているアメリカにおいては、総人口に対して十五パーセントにも上るという推定がされています。
また、精神科外来に訪れるようなかたのうちのだいたい十パーセント程度が、人格障害を発症していて、その人格障害の患者の約五十パーセント程度が境界性人格障害ということです。こういったことから、精神科入院患者のなかで約二十パーセント程度が境界性人格障害患者であるといわれています。
また患者の中の四人に一人が女性患者になっています。これは男性の約三倍の患者数であることから推測されます。また、患者の八割程度の方が、今までに自殺未遂などといった行為をしているようです。
そして、患者の約八パーセント程度が三十歳になるまでの間で、自殺をしてしまうと言うデータがあります。また、境界性人格障害であるという場合であれば、そのうちの九十パーセント程度の患者が、そのほかの精神疾患を発症しているようです。
この中でも、うつ病を併発している確率と言うのが九十パーセント程度ということで、最多になります。また、患者の近親者には、精神疾患を発症していない人間に比べ約五倍という頻度で発症が見られます。